火ノ丸相撲 238番 鬼丸国綱と三日月宗近、進化
あっ、かっこいい。(確信)
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こんにちは、遂に鬼丸-三日月の9-2同士の一番が
始まりましたね。思えば火ノ丸相撲8番(2巻参照)で
初めて激突してから、二度目はIH予選で。
三度目は幕内の、しかも上位で…。感慨深いです。
さて、先週は覇乱万丈の相を発動した鬼丸に対して、
三日月は…?感想行ってみましょう!
先週は三日月が、「君の前ではかっこよくありたい」と言っていて、今週は鬼丸が「沙田の前では強いワシでありたい…」あんたら、両思いのカップル…いや、最高のライバル同士だよ、互いに、「こいつのまえでは強い自分でありたい…!」そういう思いが、それぞれの相撲を、『進化』させる…!
清…鬼炎万丈、濁…無道…。それら含めての、今の鬼丸は、覇乱万丈に至った。そう、全て無駄などではなかった、だからこそ、今の鬼丸は自分自身で、「今のワシは強いぞ!!」と言える。
まさに、自信をもって相撲をとれている状態。
その鬼丸に対し…
いや、この返しは反則だよ川田先生…!
かつては鬼丸が三日月に対し、「何を笑ってやがる」と言った、今は三日月が鬼丸に対し「何を…笑っていやがる!」だもの、ずるいよ…
でも、前回と違うのは…鬼丸、三日月、お互い笑っていること。余裕があるよ。うん、嬉しいなぁ…。
その証拠に、技の応酬が繰り広げられ、鬼丸が百鬼
薙ぎを仕掛け、三日月は…!
鬼丸が幕内に帰ってくるのを、待っていたのは、最高の状態の鬼丸との取り組みを待っていたのは…草薙だけじゃなかった…!
しかも、鬼丸の百千夜叉堕と同じ合わせ技が決ま…
マジか鬼丸!読んでいて三日月と同じこと呟いちゃったよ!花天月地が炸裂するコマが来ると思ってページめくったらこれだよ、もう…!力士は…
刹那を生きるものだから、土俵の上、取り組みのなかでも進化しちゃうんだねぇっ…!(泣きそう)
感想
熱すぎる!以上!で終わらせませんよ(笑)
にしても技名がかっこよすぎる!『花天月地』…!
うん、川田先生は日本語への感性がとても高いと思う。徒然草とか、百人一首などの、古典的名著を読み込んだのかな…?
そして、だ。川田先生は、話の筋が、軸が、一本どっしりと構えているから、過去のセルフオマージュができる。(力士とは…刹那を生きるもの!や、何を笑っていやがる!や、根なし草など)本当にすごい。
で、最後に予想はしていたけれど…。
オオオオおおんんんんんん!!!!(涙が蒸発する音)