雑記と社会人

火ノ丸相撲は漫画史に残る作品。漫画を通じて感じた、思ったことを書きます。

就活の話5

 

誰か慌たゞしく門前を馳けて行く足音がした時、私の頭の中には、お祈りの連絡通知に悶えている私がいた。けれどもその連絡は、Twitterのタイムライン通知と共に、すうと頭から抜け出して消えて仕舞つた。さうして眼が覚めた。 

 

7月3日。平成最後の夏は就活と共に始まった。

内定の無い就活生は今日も説明選考会に面接と

真夏日の東京を駆けずり回っています。

 

就活していて、他の就活生の方と話す機会があるも、

みんながみんな内定を持っていたり、いなかったり。

内定持っている人はみんな口々に

「大丈夫だよ、そのうち内定でるから」とか

「今の内定先悩んでいるんだよね」と贅沢な…と

思うことを口にするのだ。内定コレクターになるが

ために就活をするのであれば、遠慮していただきたい、席は限られているのだから。

 

方や内定無い人は「なんで内定無いんだ」

「この世は理不尽だ、くそだ」「あの企業許さん」

と、逆恨みばかりである。

自分自身も見直すところがあるのではないか?

 

というブーメラン。

人の振り見て我が振り直せ、その言葉の意味を痛感した今日この頃。未だに内定は出でいない。

就活の話4

6月29日。

こんな夢を見た。腕組をして面接会場の椅子に座っていると、会場の中から女が出てきて、静かな声で「はぁ…」と云う。女は長い髪を後ろに束ねて、輪郭の柔らかな瓜実顔を曇らせていた。

 

漱石先生の夢十夜のパロでした。

 

実際今日あったことです。梅雨明けが発表された日。じめっとする空気の漂う、古風な会社の面接待ち。「ありがとうございました。」ギィというドアの開く音。部屋から出てくるリクルートスーツの女性就活生。小さなため息一つ。僕と同じ、未だ就活を続ける同志。顔を曇らせていた彼女に面接前の僕は、なにも言えなかった。

「大丈夫だよ」なんて無責任なことは言えない。

保証できないから。

「どうしたの?」なんて声はかけられない。

表情を見るに、うまくいかなかったのだろうと推測したから。

 

彼女は、また前を向いて就活できているのだろうか。

 

他の人のことをきにかける余裕が出てきた6月29日。

未だに内定は出ない。しかし前向きである。

ようやく、何を目指すか、軸が見えてきたから。

 

一人で就活はできない。友人でもいい。就活エージェントでもいい。説明会で社員のかたと話すでもいい。

 

自分の考えを、包み隠さず口にしてみることが大事。そう気づいた6月。

就職の話3

我輩は就活生である。内定はまだない。

どこでしくじったかとんと見当がつかぬ。

何でも企業選びの軸を定めずバタバタ説明会に

走っていたことは覚えている。我輩はそこで初めて

人事というものを見た。しかもあとで聞くとそれは

採用という、会社人中で重要な種族であったそうだ。

 

彼らも人間であるから、就活生を喰うことはないが、

入社してから生き殺しにするかもしれないと疑心暗鬼になってしまうほど、我輩はいま追い詰められている。無理もない。軸が不明確であるがゆえに、すべての企業が魅力的に写ってしまうのだから。

 

しかし今日は、自らの軸を定めることができた。

明日からまた前を向いて生きていこうと思う。

軸を見つけたからこそ、声を大きくして言いたい。

20卒の皆さん、自分の内面の軸と、何をして働きたいかという外面の、二つの軸が必要だ、ということを。

就活の話2

平成30年6月27日(水)

内定はまだでない。今日は企業を二つ回った。

福祉の会社の説明会に参加した。

 

あえて人手不足かつ、将来成長が見込める市場に

逆張りしてみるのもありかなと思った。

人と接する仕事であり、いつか自分も介護される側に回るのであれば、今から回っておくのもいいと思う。

 

もうひとつ、行ったところは営業主力の会社。

一時面接、とても冷たい方であった。これが現実か。

 

明日も内定を、1年、5年後の生活のために就活するぞい。

就活の話

時は平成30年、6月26日現在、

私には未だに内定がでないのである。

 

内定がでない原因は…

1 志望動機が弱い

2 未だに内定出てないことを言うから

3 業界にあっていないから

 

原因がわかれば対策はできるも、これといって

ピンと来ないのである。

 

面接官も人間だからこそ、私に内定を与えるに

値しないという判断をしているのであろう。

きっと。

 

もちろん私自身がうまくアピールできていない、

話をうまく伝えきれていないなどもあるに違いないので、今日も新たに面接、説明会にいくのであった。

映画 リズと青い鳥 ラベリングを剥がす話。感想。

ネタバレあります。記憶は曖昧。

 

5月23日(水)、渋谷HUMAXシネマで
16:10~ 「リズと青い鳥」見てきました。
見てから感想が止まらなかったので綴りました。


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ボキャ貧だ技術がないだ言われても構わない、
思ったことを、感じたことを述べるのが感想なのです、綴ります。

 

以下ネタバレ込みの感想です。
また、映画を見た人が感想を探してネットサーフィンしていると仮定しているので、キャラクター説明はほぼ簡略。

 

 

まずタイトルにある通り、この作品はラベリングの作品です。

 

ラベリングというのは、いわゆるキャラ付けのことです。たとえば、Aくんはご飯沢山食べるやつだ、かつ太っている、かつ、服がきらびやか
➡️わがままなお坊っちゃまに違いない。というような、普段の行動からその人の育った環境や性格までも第三者が勝手に決めつけることです。

 

今作におけるラベリングは
のぞみ=自由奔放=空を自由に羽ばたく青い鳥
みぞれ=のぞみに決めてもらわないと動けない
=そこに居続けるリズ
を、
のぞみ=リズ
みぞれ=青い鳥

にする、ラベリングを剥がすまでの映画だと
僕は思います。

ではなぜラベリングを張られたのか。

 

 

冒頭のシーン。
学校に登校するのぞみとみぞれ。
下駄箱から上履き出すシーン。
のぞみは雑に、みぞれは丁寧に上履きを出します。性格でるよなぁ。続いて音楽室へ向かうまでのシーン。下駄箱の一部をさりげなくさわるのぞみ。のぞみがさわったところをなぞるように同じくさわるみぞれ。

 

のぞみの後をついていくみぞれ。階段も二段飛ばしで先に行くのぞみ。階段の上からみぞれをみるために見下ろすのぞみ。

 

全体練習の後。のぞみは後輩に囲まれて、みぞれは一人。みぞれがのぞみに話しかけに行くも、のぞみは後輩ちゃんとファミレス行くという。
みぞれは寂しがる。

 

それは一種の親子関係のような、無意識のパワーバランスのような。

 

ラベリングについて、前半でみぞれが
リズと青い鳥って、私たちみたい。」
という台詞があったのも映画をみる人に対し、見事にラベリングしてる。

 

でも中盤付近から、のぞみ>みぞれの
無意識のパワーバランスが崩れ始める。
大きなきっかけは、みぞれが先生から
音大の話をされたところ。大きな転機。

音大に推薦されたみぞれ。


先生からパンフをもらい、それをみるのぞみ。
映画みてるときは感じなかったが、いま思い返すと、あのときのぞみも「私も音大行こうかな」というところ、既にみぞれの方がいつの間にか羽ばたこうとしていることを描いていたんだな…って


のぞみもみぞれも、互いにラベリングをしていた。
のぞみは青い鳥。みぞれはリズと。

のぞみはみぞれを引っ張っているつもりだった、でも既に追い抜かれていた。そのとき、のぞみはどう思ったのか。

 

みぞれは意思を表すのが苦手だった。
だからこそ、自分を誘ってくれたのぞみを必要とした。のぞみがいるからオーボエをやる。
でも気づいたら、のぞみを抜いていた。

 

そんなことはあってはならない。

私(みぞれ)はあなた(のぞみ)より下です。

無意識にそう思ったのかもしれない。


互いに音を合わせられなくなったのは、違和感を、

すれ違いを、互いに仲がいいと言う建前で
本当の気持ちを吐き出せずに。吐き出さずにいたから。些細なことですれ違う。その積み重ねが
みぞれがのぞみに一度、ハグを求めるシーンに
繋がる。でものぞみはそれができなかった。


うまく行かないオーボエとフルートのセッション。みぞれは自身ををリズと思い、作品に重ねる。

「私には、青い鳥を自由にする理由がわからない。また、一人になるから」
…そんな感じのことを言ってたとおもう。

 

「じゃあ、青い鳥ならどう思う?」

 

ラベルを取っ払ってくれたのが、
あの女の先生。流石です。

 

それ以降、みぞれはのぞみとの遊び?だっけな
に後輩ちゃんを誘うように。

 

小さな、でも確かな変化。
「みぞれが誰か誘うなんて珍しいじゃん。
いいよ。」
その台詞からもわかるような、些細な変化。

そう、まさに羽ばたこうとしているんだ。
小さな、でも確かな、その一歩を
その積み重ねが、ソロパートに繋がる。


んで通しのソロパートシーン。
美しいオーボエと異なり、
フルートは寂しげ。

 

 

ラストは互いにハグして、互いの考えを言い合ってちゃんちゃんと。
そのラストシーンで、みぞれがのぞみに「聞いて」と。強く出た。変わったな、そう思った。

 

別々の道を歩き始めたラストシーンは好き。
冒頭はただのぞみの後を歩くだけだったみぞれがねぇ…。そのシーンを描いている時点で、既に無意識に観客は、ラベリングされていたのだろう。


んでも最後はdisが無くなったのは嬉しかった。リズと青い鳥のように、別れてしまうのではく、
いつかは別れる、けどそれはいまじゃない。
そんなことを伝えてくれたような…。

 

類似の感想を書いたみなさん。
ハッピーアイスクリーム


素晴らしい作品だった、パンフレット…
公式設定集買おうと思ったら売り切れていた。

 

ということで設定集という答えを一切見ていないで綴った感想。合っている合っていないという解釈は棚挙げてしておきます。

 

言えることは一言。監督の山田尚子さん、脚本の吉田玲子さん、京都アニメーションの皆様、そして「リズと青い鳥」に携わった皆様、素晴らしい作品をありがとうございました。

 

 映画公開もあと僅かなのでは?

 

 http://liz-bluebird.com/

 

以上映画終わって二時間の感想終わり。

Zaif全(仮)銘柄1,000円購入定期報告~4ヶ月目~






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こんにちは、よーいちです。

先日東京の神宮前にある、GYREで開催中の

メディアアーティスト、

落合陽一さんの個展

「山紫水明 ∽ 事事無碍 ∽ 計算機自然」

に行って参りました。

テーマは、「『映像と物質』の間の探求」

む、難しいいいい。。。

 

 
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画像はその個展に展示されていた作品のひとつです。この玉、浮いてまわり続ける金属の球

なんですよ…仕組みは…超音波?

いやはやすごかった。

 

以下インフォメーションです!

 

落合陽一、山紫水明 ∽ 事事無碍 ∽ 計算機自然
会期:2018年4月20日〜6月28日
会場:EYE OF GYRE
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1
電話番号:03-3498-6990
開場時間:11:00〜20:00

 

さて本題です。Zaif全銘柄購入プロジェクト。

 

今月はどうなったのか。そして朝山社長はお元気なのか。今は祈るばかりであります。

結果発表!


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なんといいますか、はい。減っております

これだけ滑らかに減るといっそ潔いですな。

ただ、BTCは少し回復傾向にはありますね。

よいこと、よいこと。

 

ではまた来月、お会いしましょう。