雑記と社会人

火ノ丸相撲は漫画史に残る作品。漫画を通じて感じた、思ったことを書きます。

火ノ丸相撲 206番 赤子 感想

一言感想。まとめ+超重要回。

台詞への感想
・火ノ丸「ワシは思わず溜まったもんを吐き出し…」
何を吐き出したんですかねぇ…(相撲への恐怖)
・柴木山親方「火ノ丸、お前は右腕を怪我する前の自分と今の自分、どっちが強いと思ってる?
ひょっとして右の投げが使えた昔の自分の方が強かったなんて思ってるんじゃないか?」
「そんなことは断じてない!休場中も踏み続けた四股…そして試行錯誤はお前の相撲を豊かにした!」
「お前の間違いはじぶんの強さを信じきれなかった事。だから安易な捨て身技に逃げたんだ。」
「いいか火ノ丸!お前は強い!!信じろ!
お前の中にはまだ開けてない、強さの引き出しがある!」
…こんなに熱い言葉を、親方から言われた暁にゃ、弟子として報わなきゃだよね…!
親方の台詞から感じる、火ノ丸への絶対的な信頼…言霊が籠っているようだよ。

 

真面目な感想
この回は「優勝決定戦」という言葉が柴木山親方の口から出た回。そう、千秋楽で複数の力士が同じ勝敗だと、優勝決定戦がある。相撲に引き分けはない。からこその制度。まず間違いなく、川田先生は優勝決定戦を書くはず!楽しみ!!
そして兵藤こと大般若登場回。バカゆえに鬼車を打てない火ノ丸に発破かけてくれた力士。
うん、やっぱいいわ、こういう手がつけられないキャラ(笑)
この回は重要な回だと思う。3日目までの主要力士の勝敗確認、大般若、赤ん坊登場、大典太、草薙に初勝利、鬼車復活の伏線。たった1話と思えぬ情報量。流石川田先生。