雑記と社会人

火ノ丸相撲は漫画史に残る作品。漫画を通じて感じた、思ったことを書きます。

週刊少年ジャンプ 2018年49号 感想

週刊少年ジャンプ 2018年49号 感想

 



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©️火ノ丸相撲/川田/集英社

ん~COOL…!

 

みなさんお待たせしました、今週もジャンプの時間がやって参りました。それでは今週もいってみましょう。

 

⚪️僕勉
新婚さん、いらっしゃ~い!
「ほんとぉ?」成幸、ゴールデンカムイの杉元みたいになってるw
そしてseisaiである妹のエプロンに記されし
sister ending … 一体どんな意味合いが込められているんだ…

 

⚪️鬼滅
風柱vs炭次郎
ブラコン玄弥君
滝修行するよかまぼこ組!

 

⚪️火ノ丸相撲

 

金鎧山の、相手に合わせない猛攻を受け、
土俵際に追い込められた鬼丸。
どう攻めればいい…考えろ…
無意識のうちに体が、心が、構えた姿勢、
横綱土俵入り「攻」の型 「不知火型」-----

 


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土俵入りには二つの型がある。
ひとつが雲竜型。左手は左腰に、右手右斜め下に構えた、攻めと守りを示す、バランスの良い型。鶴竜稀勢の里がこの型。作中では刃皇が雲竜型を採用している。

もうひとつが不知火型。両腕共に斜め下に構える、攻めの型。白鵬日馬富士がこの型をとった。作中では大和国が不知火型を採用している。

金鎧山が、見とれてしまった鬼丸の不知火の型。
その型を見たそれぞれの反応が実に面白い。
大和国親方は目を見張り、息子草薙は動揺からか汗を流し、駿海は誇りらしく口角を上げ…

関係ない話だが、
火ノ丸相撲はキャラ一人一人芯がぶれないから、いくらでも妄想できてしまう()
それはある意味、いくらでも番外編を書けるともいえる…。

金鎧山の、覚醒…いや、三横綱に対抗していた時代に戻った、というべきか。家族のために、愛を力にした金鎧山の姿を見ての刃皇の一言。
「わたしが退屈だったからだよ」
…どこまでもエゴイストというか、よほど退屈だったんだろうな…。

そして金鎧山が鬼丸相手に引くところを見ての
刃皇の一言。「それが正しい引き技だ」
前々回の金鎧山の引き技は、攻められて
仕方なく行った、逃げの引き技。
今回のは、鬼丸が攻めてくるのを読んでの
引き技。相手の前進を活かす引き。
言うなれば、攻めの引き。

家族のために…
大関で居続けるというのは、逃げの考え
横綱になる、というのは攻めの考え

【心】一つで金鎧山…力士は、人は、ここまで変わるのかと、全く感心させられる回でした。