雑記と大学生

脳みそにあるデータ、思いを出す場所

就活の話4

6月29日。

こんな夢を見た。腕組をして面接会場の椅子に座っていると、会場の中から女が出てきて、静かな声で「はぁ…」と云う。女は長い髪を後ろに束ねて、輪郭の柔らかな瓜実顔を曇らせていた。

 

漱石先生の夢十夜のパロでした。

 

実際今日あったことです。梅雨明けが発表された日。じめっとする空気の漂う、古風な会社の面接待ち。「ありがとうございました。」ギィというドアの開く音。部屋から出てくるリクルートスーツの女性就活生。小さなため息一つ。僕と同じ、未だ就活を続ける同志。顔を曇らせていた彼女に面接前の僕は、なにも言えなかった。

「大丈夫だよ」なんて無責任なことは言えない。

保証できないから。

「どうしたの?」なんて声はかけられない。

表情を見るに、うまくいかなかったのだろうと推測したから。

 

彼女は、また前を向いて就活できているのだろうか。

 

他の人のことをきにかける余裕が出てきた6月29日。

未だに内定は出ない。しかし前向きである。

ようやく、何を目指すか、軸が見えてきたから。

 

一人で就活はできない。友人でもいい。就活エージェントでもいい。説明会で社員のかたと話すでもいい。

 

自分の考えを、包み隠さず口にしてみることが大事。そう気づいた6月。